■月経不順
正常な月経周期は、25~38日位です。常に一定の方もいれば、多少ずれる方もいますが、
範囲内に収まっていれば問題ありません。
月経不順の多くは、ストレスを受けて自律神経が乱れ、ホルモン分泌に影響が出るために
起こります。また、体調が悪い場合も、ホルモンの分泌に影響が出ます。
<月経不順のいろいろ>
月経不順には、下記のように、いろいろなタイプがあります。
■稀発月経
39日以上間隔が開く、長い周期を「稀発月経」と言います。原因は、卵巣の働きが不十分なために、ホルモンが順調に分泌されていないことが考えられます。稀発月経でも排卵があれば妊娠・出産は可能ですが、無排卵周期になっている方も少なくありません。しばらく様子をみて、周期の長い状態が続くようであれば、ホルモンバランスの状態や排卵の有無を調べたほうがよいでしょう。

医療法人社団 壮士会
アースクリニック池袋
東京の夜間休日診療所 (病院)

【治療法】
下記の2種類がございます。
①薬物療法
対症療法です。できるだけすぐに症状を抑えることが目的です。
花粉症のお薬といってもたくさんの種類があり、症状によって処方されるお薬はさまざまです。
ご自身の症状にあった適切なお薬を見つけるために、医師による診察をお勧めいたします。
お薬にはジェネリック薬品・漢方薬もございますので、お薬に抵抗がある方でも安心して服用して頂けます。
②注射療法
ヒスタグロビン注射 (保険適用)

ヒスタグロビン注射をお考えの方は、花粉症シーズンが始まる1カ月前に始めることをおすすめしています。週1~2回程度の頻度で6回行います。
これによって3~4か月間全てのアレルギー反応を大幅に抑えることが期待できます。
わたしたちの体内ではアレルギー物質・抗原(花粉など)が侵入すると、それに反応してIgE抗体が作られ、再び体内に抗原(花粉)が侵入すると、IgE抗体がすばやく抗原(花粉)と結びつき抗原の活動を抑え込みます。その際、ヒスタミンなどの化学物質が放出されます。このヒスタミンが、くしゃみ・鼻づまり・鼻水・目のかゆみの原因となるのです。
ヒスタグロビン注射は、このアレルギー反応の元になるヒスタミンの過剰な発現を抑制し、また、好酸球浸潤を抑制してくれます。
効果発現は緩徐で、注射後3~4週間を要します。そのため、シーズン前に始めることで、体内でアレルギー反応が起き、ヒスタミンが放出されてもその発現を抑制しているので、アレルギー症状を弱めることができるのです。
また、当院ではアレルギー諸症状の鎮静化に効果的なノイロトロピン注射も併せて行っていますので、両者の相乗効果が期待できます。(効果には個人差があります)。
ノイロトロピン注射 (保険適用)
ノイロトロピン注射は、花粉症のくしゃみ・鼻水、目のかゆみなどの幅広い症状を鎮静化させます。
また、花粉症などのアレルギーの他、湿疹・蕁麻疹など各種皮膚疾患によるかゆみにも効果があるため、原因が判らない皮膚のかゆみにも安心して使用できます。
飲み薬との併用も可能で、副作用がほとんどありません。保険診療の3倍量を投与すると効果的です(自費 5,000円 税込)。
