カンジダとは

カンジダは、カンジダ属の真菌(しんきん)というカビの一種による性感染症です。
女性によくみられる病気の1つで、男性の発症率は少ないです。感染するのは、性器・膣内などです。
発症には何らかの原因があり、とくに抗生剤の服用が原因になる場合が多々あります。
症状
カンジダの主な症状は、性器周辺の痒みや発疹、白っぽいおりものなどです。
排尿時や性交時に痛みが出たりと症状は様々です。
症状の原因としては風邪や疲労、ストレス、他の性病の感染などさまざまです。
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性器周辺の痒みや熱感、発疹などがみられる。
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粘度の高い白いヨーグルト状のおりもの(酒粕状・カッテージチーズ状など)の増大
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排尿時・性交時の痛みがある。
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男性の場合はまれに尿道炎を起こすことがある。それ以外に亀頭周辺が赤くなったり、ただれや白い分泌物がある。
原因
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風邪・疲労・ストレス
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HIVなどの他の性病の感染
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ホルモンの変化(生理痛)
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糖尿病
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湿っていたり、キツイ下着の着用
感染経路と感染部位
常在菌による自己感染が多く、性的接触による感染もあります。
男性:尿道、性器周辺の皮膚、女性:膣内、性器周辺の皮膚。
潜伏期間
1日〜1週間前後。
検査方法と検査ができる時期
尿検査。
感染機会から24時間以上経過で検査可能です。
治療
抗真菌薬の内服、軟膏、膣錠(女性の場合)。
